はたらくちから, 社員の活躍

あの物件の素敵な使われ方

お客様によって、物件との関わり方は十人十色。
その中でも特筆すべき素敵な物件を営繕部の丹野さんに伺いました。
長く住んでいただくための、おすすめしたいポイントは必見です。

伊東本社  建築部長
丹野 高志(たんの たかし)さん

素敵な使われ方をしている物件

毎年、少しずつ改修工事を実施
2011年にお引き渡しをした物件は、現在も素敵な関わり方をされていると思います。
当初は別荘として建設しましたが、お客様が住まいの拠点をこちらに移されました。
過ごす時間が長くなったため、気になる箇所が出てくるようになり、改修を依頼されました。
それから毎年、暮らしに合わせたメンテナンスを続けています。

改修することの良さ

毎年の改修が建物の寿命を長くする
年に1回、改修の打ち合わせをしています。
10年かけて、内装も外装も当初と比べて変わりました。
元々は木部塗装がメインでしたが、現在は石やタイルになっています。
同じ建物でも、マテリアルによってガラッと印象が変わるおもしろさを感じます。
見た目の変化は気分転換になるだけでなく、メンテナンスにも有効です。
毎年少しずつアップデートすることで、建物も長持ちします。

素敵だと感じた出来事

お客様と共に、物件を再び作り上げていく楽しさ
玄関周りの塗装改修をしたときのこと。
シューズボックスや収納など備え付けの家具の塗装をすべて鏡面塗装に塗り替えました。
鏡面塗装は、ホコリを完全に遮断した空間で、
通常の倍以上となる5〜6回の重ね塗りを行います。
一層ごとに完全に乾燥させる必要があり、わずかな生乾きもムラの原因となるため、
職人の経験と集中力が問われます。
お客様にも試し塗りをご確認いただきながら、共に最高の仕上がりを追求できたことは、
大きなやりがいとなりました。
こうした苦労の甲斐あって、玄関は高級感あふれる空間に生まれ変わりました。
部分補修をすることはありますが、全面的に塗り替える事例は少ないと思います。
私にとっても、貴重な経験となりました。
また、お客様も年々、建築の知識が豊富になられています。
最近では、ガレージ周辺の細かい箇所などのご自身で塗装をされていました。
興味を持って、楽しまれている様子を拝見すると私も嬉しく思います。

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