学び続ける姿勢で拓く現場監督の未来

目標の一つであった木造建築の現場管理を経て、日々進化を続ける土屋さん。
その先に見据える自身の成長と未来とは。
仕事を通して「やってみたいこと」「なってみたい姿」に迫ります。
湘南支店
土屋(つちや)さん
今後挑戦してみたいこと
木造からRCへ。現場監督としての、次なる一歩
RC構造の現場を1人で担当できる現場監督を目指しています。
最近、木造建築の現場管理を任せてもらえるようになりましたが、
RC構造の施工は、先々の工程を理解し
事前に色々なことを決定していかなければならないため
工事の難易度や求められる技術も木造とは異なります。
図面の時点で全体を把握する能力が必要になるため、さらなる努力が必要です。
技術だけでなく、理想の監督像に近づく
また、理想とする先輩の姿に近づきたいという思いもあります。
業者の方々を力強く引っ張っていく、その姿に憧れています。
その先輩は、優れたコミュニケーション能力で業務全体を俯瞰し、
誰とでも柔軟に関わることができる方です。
作業中の不明点は協力会社へも素直に確認し、理解を深める努力を惜しみません。
目的達成のために、フラットな視点で行動できる先輩を尊敬しています。
将来的に実現したいこと
仕事のためだけでなく、人生を豊かにするために学び続ける
常に学ぶ姿勢を持ち続け、年齢を重ねていくことが理想です。
何事も、成長には「学び」が不可欠だと考えます。
この学びの姿勢は、仕事だけでなく日常生活のあらゆる場面に通じると思っています。
例えば仕事では、新材料や新手法の知識習得、
効率化のための新たな挑戦が、良い結果につながる大切な過程だと考えています。
また、建築業界の「ブラック」なイメージを払拭したいという思いもあります。
2024年4月から建築業界でも時間外労働の上限規制が始まり、
その実現のためには他社から学び、新たな方法を考える努力が必要です。
より多くの若い人がこの業界に入って、
ともに働ける環境を目指したいと考えています。
大切にしていきたい価値観
人と人の間に生まれる対話の力
仕事でもプライベートでも、コミュニケーションが大切だと思います。
テキストでのやり取りも重要ですが、
顔を合わせることで伝わる温度感や熱意も大切にしています。
業務上、さまざまな立場の人と協働する中で、
私は「あえて堅い敬語を使わない」ことを心がけています。
相手が身構えず、本音で話せるような雰囲気をつくることで、
「現場のここが少し不便で」といった
些細なことでも気軽に相談してもらえるようになります。
円滑に業務ができるように、風通しの良い現場をつくっていきたいと思っています。
