社員旅行 ~北海道編①~
北海道はでっかいどー
真駒内滝野霊園の「頭大仏」
建築に携わっている人は誰しも知っているであろう世界的な建築家、安藤忠雄さん。
北海道の広大な“墓地”に彼が設計した「頭大仏」という建築が鎮座している。
鉄筋コンクリートで出来たドーム状の囲いの真ん中に大仏像が鎮座。
てっぺんは穴が開いていて、穴から頭だけつき出して見えるから「頭大仏」。
春は新緑。夏はラベンダー。冬は雪に覆われる丘と一体化したその姿は、アートな魅力をたたえている。
正門から霊園に入ると、小高い丘のてっぺんに大仏の頭だけが「チラッ」と見えて大仏のお顔を早く拝みたくなる。
トンネルを抜けるとようやく大仏のお顔を拝むことが出来た。
薄暗い中に浮かび上がる大仏は何ともいえない静けさの中の安らぎ。心が洗われるようだ。
真駒内滝野霊園の「モアイ像」
総面積180万㎡、札幌ドーム約32個分という、大きな霊園。
頭大仏が有名なこの霊園だが、「モアイ像」もこの場所を象徴する建造物の一つだ。
他にも「ストーンヘンジ」があったり・・・これらの建造物はこの霊園の考え方『宗派を問わない』と言う特色を表したものだそうだ。
モアイ像には「33モアイ地蔵」と名付けられていて、実は地蔵だったと言う驚き。
「霊園」と言うと暗いイメージを持ちがちだが、この霊園は公園に行くような明るい気持ちで故人に会いに行ける素敵な場所だ。
モエレ沼公園
札幌市の総合公園で、基本設計は世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチが手掛けた。
「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトをもとに造成が進められた。
広大な敷地には幾何学形態をした山や噴水、遊具などが配置され、自然とアートが融合した美しい景観を楽しむ事ができる。わたし達が行った時は散策時間が少なくこの広大な公園を回りきる事が出来なかった。
ここもまたゆっくと時間をかけて見て、体験したいところだ。
「北海道はでっかいどー」誰が言ったか、上手いこと言ったもんだとつくづく思う。この旅では建築に係る?場所を3か所行く事ができた。一つは「真駒内滝野霊園」、もう一つは「モエレ沼公園」、最後の一つは博物館の「網走監獄」だ。どの場所も広大な北海道の土地があってこそだ。その模様は「北海道編②」で紹介しようと思う。