一度は行ってほしい！オススメ建築

日本や世界中に存在する素晴らしい建築物。
今回佐藤さんがオススメするのはシンガポールの巨大な植物園です。
同じ年に2度も訪れるほど心を奪われた「スーパーツリーグローブ」の魅力や見どころを伺いました。
幻想的な景色の中で過ごす時間は、特別な体験になるはず。
夏休みに是非訪れてほしいスポットです。

伊東本社
主任
佐藤 勇次（さとう ゆうじ）さん

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、シンガポールにある広大な植物園です。
中でも目を引くのは、人口の木が立ち並び圧倒的な存在感を放つ「スーパーツリーグローブ」。

それぞれの高さは25～50mほどあり、2本のツリーの間には空中回廊が通っています。
成長すると80mにもなる、カリーというオーストラリアに自生するユーカリの一種と、『もののけ姫』の森をイメージしてデザインされたそうです。
私がすごいと感じたのは、人工物の駆体に植物がまとわりつき、自然の木よりも一層生命力を感じさせるような仕上がりになっていること。
アクセントとして植物を取り入れるのではなく、もはや植物が主役。
ここまで大々的に緑を使っている建築物は日本で見たことがありません。
巨大な森の中にいるような感覚です。
面白い緑の使い方に感銘を受けたと同時に、緑化への学びにもなりました。

大胆な緑の取り入れ方に感動

初めて訪れたのは2014年9月の友人との旅行でした。
夜のライトアップもとても美しく、どの時間帯でも楽しめます。
高いツリーの上から景色を眺めることもできますが、下からツリーを見上げるのが私のオススメ。
シンガポールの気候ならではの赤・緑・紫といったカラフルな植物が混じり合い、上へ上へと向かっている姿は圧巻です。
日本では見られないような景色の虜になり、2014年中に再度訪れたほど。
一部の施設は有料ですが、園内には無料で入れるのも嬉しい点です。
シンガポールは行きやすい国ですから、ぜひ一度、行ってみてください！