事務社員インタビュー(野村さん)(後編)
湘南支店 主任
野村 久美子(のむら くみこ)さん
(前編の続き)
野村久美子は、大同工業株式会社が手がける建築物の美しさに惚れ込み入社を決意。
苦手だった経理も自分なりの工夫で克服した後、
膨大な書類や業務をいかにスピーディーに仕上げるかに挑戦していく。
机上を整理してリセット
年々仕事量が増えていく中で、野村が注意していたのは期日管理だ。
会社の信頼を守るためにも、決められた日に遅れるわけにはいかない。
しかし、毎日の出入金や、注文書の発行など、多岐にわたる業務を抱えながら、
スムーズにタスクを遂行していくのは至難の業。
そこで野村は、優先順位付けにこだわったのだ。
まずは、すぐに片づけられそうな仕事はその場ですぐに取りかかるようにした。
そして、一つの仕事が終わるたびに、机上を一度整理し、余分な書類を片付ける。
机を片付けると、自然と頭の中も整理されていくという。
こうした取り組みは、試行錯誤を重ねながら見いだした工夫だ。
自身にとって、一番正確かつスピーディーに仕事ができる方法は何か、
探し続け編み出していった。
この工夫がピタリとはまり、業務が滞りなく進んだときの達成感はひとしおだ。
皆の喜びが自分の喜び
仕事の工夫ややりがいも、すべて野村は「自分のため」だと断言する。
「誰かのためではなく、自分が幸せになるために仕事をしています。
それは結果として、誰かを支えることにつながるもの。
従業員の皆さんが楽しそうに仕事をしている様子を見るのが、
私にとっての一番の喜びですから」。
そのような野村は、今後は積み重ねた経験を後進につないでいきたいと考えている。
自分が担ってきた業務をいつか引き継げるよう、マニュアル化を進めることが今後の目標だ。
大好きな建築に携わることができる幸せを噛み締め、日々の業務に邁進する野村。
これからも湘南支店を支える大切な柱として成長を続けていく。