子育て社員インタビュー(山口さん)(前編)
湘南支店 主任
山口 脩平(やまぐち しゅうへい)
「ここで自分だけの建物を作ってみたい」。
唯一無二のデザイン建築を手がける大同工業株式会社の理念に惹かれ、2015年に入社した山口脩平。
これまでさまざまな現場を経験する中、
入社前から憧れていた設計事務所と一緒に仕事をすることができた。
一方、プライベートでは2023年に子どもが生まれ、公私ともに充実した日々を送っている。
心躍る建築物に携わりたい
子どもの頃からものづくり、絵を描くことが好きで、それに繋がる仕事をしたいと考えていた山口。
就職活動では建設業界を志した。
中でも、大同工業は建築家と協働して、
一点物のデザイン建築の施工を手がける会社であることに惹かれたという。
「学生の頃、雑誌『新建築』で見た建物が忘れられなかったのです。
その設計を手がけたのが、マウントフジアーキテクツスタジオ。
いつか一緒に仕事ができたらという憧れがありました」。
大同工業の会社説明会でその憧れの設計事務所の名前が挙がり、
「これはもう入社するしかない!」と即決したという。
また、実家が伊東市にあり、地元で働ける点にも縁を感じたのだった。
頼れる上司に倣い、大事な仕事を乗り切る
これまでで最も思い出深い案件は、2021年のマウントフジアーキテクツスタジオの仕事である。
「入社7年目にしてようやく夢が実現し、
話が来たときには嬉しさのあまり、ニヤニヤしてしまいました」。
絶対に失敗はしたくない。
仕事を進めるにあたり、山口は上司である部長の伊郷を手本とした。
例えば、朝早くに出勤すること。
それまで夜型だったのを朝型にシフトし、仕事をこなした。
また、打ち合わせの進め方、話し方なども真似をして、自身の話下手を克服したのだという。
「それまでは、描いていたイメージとは異なり、
工程通りに進まないといったことがあったのですが、
伊郷部長と毎日相談しながら仕事をしていたら、スムーズに進められました。
最初から最後まで楽しい仕事でした」。
仕事に手応えを感じた山口。
その後子どもが生まれたことで、より一層仕事への責任感が芽生えていったのである。
(後編に続く)