子育て社員インタビュー(山口さん)(後編)
湘南支店 主任
山口 脩平(やまぐち しゅうへい)
(前編の続き)
入社9年目、湘南支店の山口脩平は、唯一無二の建物づくりに携わる仕事にやりがいを感じている。
2023年9月には待望の第一子が生まれ、仕事への責任感もより強くなった。
子育てとの両立を図りながら仕事に邁進する山口。
子どもが大きくなったときに叶えたい、ある1つの夢があるという。
大切な家族の存在
その日は普段通り仕事をして帰宅した。
動きがあったのは21時頃。
妻の陣痛が始まったのだ。
出産に立ち会える産院を選んでいたため、そこからはずっと2人で個室にこもり、
出産までのときを過ごした。
「出産は丸2日かかりました。
幸い土日にかかっていたため、仕事には影響がなく、
生まれた翌日の月曜日だけお休みをいただきました」。
我が子を初めて見たときの感動と安堵の気持ちは忘れられない。
「家族を守りたい」という思いがより強くなり、
それ以来、仕事が忙しくても家庭を優先するようにしている。
早いもので子どもも1歳の誕生日を迎えた。
働き方自体は何か変化があったわけではないが、
子どもが生まれてからは「なるべく早く帰りたい」と思うようになったという。
18時頃に帰宅すれば、夕飯を食べさせることができる。
子どもの相手をし、お風呂に入れたり、寝かしつけをしたりするひとときは、
かけがえのない時間だ。
しかし、毎日早く帰れるわけではない。
仕事との兼ね合いで遅くなるときは、せめて20時前には帰るようにして、
子どもが寝た後の家事をしている。
「朝早く出社して、その分早く帰れるように仕事の段取りを工夫しています」。
子どもに誇れる仕事を
現在、山口は保育園の建て替え工事を担当している。
2025年2月完成予定で、完成したら真っ先に子どもを連れていき、遊ばせてみたいと思っている。
「自分が担当した物件を『これはお父さんが作ったんだぞ』と自慢するのが夢です」。
建築の仕事の醍醐味は、形になって未来に残せること。
子どもが物心ついたときに「お父さんすごいな」と思ってもらえるのが、何よりの喜びだ。
育児とのバランスを取りつつ日々仕事に励む山口の、今後のさらなる活躍に期待したい。