中途入社から試行錯誤を重ねた社員インタビュー

2020年に大同工業株式会社へ中途入社した神保裕也。
現在は伊東本社の建築部主任として活躍しているが、入社後間もないときには
不慣れな図面作成に苦労することもあったという。
どのようなマインドや行動で仕事と向き合い、壁を乗り越えてきたのか。
入社のきっかけや、入社当時のエピソードなどをもとに、その背景に迫った。
伊東本社 建築部
主任
神保 裕也(じんぼ ゆうや)

前職の上司が繋いでくれた縁
前職では、同業他社に勤務していた神保。
転職を考えたタイミングで、大同工業から声をかけてもらったのがきっかけとなり、
入社を決意した。
橋渡し役となったのは前職の上司。
以前に大同工業で働いていた方だったため、紹介をしてくれたのだった。
「手がけた物件は、どれもおしゃれで
しっかり作りこまれているというイメージを持っていました」。
かねてより、大同工業の技術力の高さや丁寧さに対して感銘を受けていた神保は、
「新築を扱う仕事がしたい」という希望を持っていたこともあり、
採用時には喜びもひとしおだった。
今、まさに自分の理想とする職場で多くの学びを得ながら、充実した日々を送っている。

より良い図面を描くために、試行錯誤しながら
順調に歩みを進めてきた神保だが、入社後は悩んだ時期もあった。
前職でほとんど経験しなかった図面作成において、困難に直面。
知識がないことから、指示を出されてもなかなか思うような仕事ができなかった。
当時は先輩方も多くの案件を抱えて忙しく、丁寧な教育を受けるのが難しい状況でもあり、
自分でなんとか乗り越えるしかなかったのだ。
そこで、まずは社内のサーバーに保管されている過去の施工データを閲覧。
多くの事例を参考にしながら、見様見真似で取り組んだ。
また、書き上げたものを職人さんに見ていただき、アドバイスを依頼。
不足している情報や、問題点をあぶり出して改善していったのだ。

疑問点を一つずつ解消しながら図面を仕上げるのは、淡々と続く地道な作業である。
それでも真剣に取り組み続けられた理由は、神保が大切にしている考え方にあった。
(後編に続く)