はたらくちから, 社員の活躍

堀口社長と振り返る2025年

代表取締役社長
堀⼝ 岳⼠(ほりぐち たけし) 

 さまざまな外的要因によって2025年は試練の1年となった。
それでも、逆境下でのたゆまぬ努力が、少しずつ結実しようとしている。
困難と成長が交錯した1年を、代表取締役社長の堀口岳士はどのように振り返るのか。

逆風下で見つけた光明、若手社員に「任せる」という決断

年初に掲げていた「他社との協業」は、思うように進展しなかった。
業界全体を襲う建築コストの高騰で、
予定していた大型物件の契約が延びてしまったのだ。
なかには予定していた公共工事が入札直前に公告が撤回されたこともあったという。
それでも、社員たちは情熱を失わなかった。
そこで堀口は、大型案件が動かないときこそ、
やる気に満ち溢れる若手社員たちに目を向けたのだ。
近年は物件の大型化が進み、若手社員に任せられる案件がなかなか受注できずにいた。
そうした中、2025年は意識的に若手社員が担当できる規模の案件獲得に積極的に動いた。
その結果、数名のメンバーが初めて『自分の担当案件』を持つ機会を得られたのだ。

若手社員の躍進と現場の活気

その効果は絶大だった。
自分の案件を持つと、モチベーションも格段に向上する。
しっかりと責任を果たす若手社員たちを見て、
堀口はこれまでむしろ心配しすぎだっただけかもしれないとさえ思ったという。
自分の物件を持ち、生き生きと仕事に向かう様子からは、
若手社員の持つポテンシャルの高さが垣間見られた。

続く女性監督の活躍が、次世代へのバトンに

若手社員の躍進の中でも、女性監督たちの活躍は目覚ましいものがある。
2026年度には、4人目となる女性監督の新卒入社が決定した。
先輩たちの活躍ぶりを見て、学生の心が動いたのだろうと、堀口は考える。
確かな活躍が、次の世代へとバトンを繋いでいた。

 2025年は、外的な試練と内的な成長が対照的な1年となった。
この経験を踏まえ、大同工業株式会社は2026年、どのような針路を描くのだろうか。

(後編に続く)

暑気払いの様子
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