「全社一丸」で挑む大同工業の2026年
代表取締役社長
堀⼝ 岳⼠(ほりぐち たけし)
(前編の続き)
2025年は若手社員の成長を実感できた年だった。
だが会社の体制には課題も残る。
その反省から、堀口岳士は2026年のスローガンに「全社一丸」を掲げた。
部門の垣根を越えた挑戦が今、始まろうとしている。

フレキシブルな協力体制の構築
堀口は組織間の壁を取り払う必要性を痛感していた。
だからこそ「全社一丸」に向け、2025年には湘南支店の建築部長であった伊郷を
「取締役建築本部長」として、伊東本社・湘南支店の両方を統括する立場に昇格させた。
まさにこれから始まる大型案件では、伊東本社・湘南支店双方で協力して取り組む予定だ。
このフレキシブルな協力体制が新体制の「第一歩」となる。
成長の鍵は、若手の声を「拾い上げる」コミュニケーション
新体制を動かす鍵は「コミュニケーション」だと堀口は考えている。
若手社員たちはさまざまな意見を上げてくれているが、
問題は、それをしっかりと拾いきれていないところだ。
「若手社員が発する声に含まれる、重要な提言にしっかりと気づくこと。
それが、上の人間の役割だと思っています」。
ボトムアップの組織をつくるためにも、
2026年は役職や部署の垣根を超えたコミュニケーションが、
ますます必要になってくる。
2025年の宿題が、未来の「仲間づくり」へ
2025年の宿題だった「他社との協業」も、新たな広がりを見せ始めている。
現在、複数の施工会社で取り組む大型プロジェクトも始動。
本来であれば大手ゼネコンが手掛けるような案件であっても、
大同工業株式会社と同規模の会社が集まり、力をあわせることで受注できる。
同じ志を持つ仲間との連携が、未来の可能性を広げているのだ。
若手社員が現場をどんどんこなし、中堅がそれをフォローする。
そしてベテランは高い視座で全体を統括する。これが堀口の目指す体制だ。
2026年、大同工業は「全社一丸」となってさらなる高みを目指していく。












