大同工業社員から愛されている話『テレンクレン!?』
建築用語にはたくさん俗語(標準的な口語に対して、あらたまった場面では用いられないようなくだけた言葉)があります。
ネコ、アンチ、ペコ、ツル、タコ、トラ・・・・テレンクレン!?
中でも川口常務の経験した『テレンクレン』の話は社内では有名で、何度も聞きたくなる!と言う社員もいるほど。今回はその話をしたいと思います。
テレンクレンの話
川口常務が大同工業に勤める前の会社での出来事。
現場で鉄筋に結束線を巻き付ける道具の名前を職人さんに質問したところ、
”テレンクレン”と言うのだよ。と教えられました。
この道具、結束線を巻き付ける時に工具の先が腰を振りながらクルクル回って結束します。
その姿を音に例えるとテレンクレン、テレンクレンと聞こえる様な気がします。
そのため、常務はずっと『鉄筋ハッカー』の事を『テレンクレン』という名前の道具だと思っていたというお話でした。
鉄筋ハッカーとは
ハッカーと聞くとIT用語!?と思ってしまいましたが違いますね。
鉄筋ハッカーというのは、鉄筋と鉄筋を針金(結束線)で締め付ける道具を意味しています。
鉄筋工築物・橋・道路などの仮枠工事に鉄筋を入れる場合、鉄筋と鉄筋を針金(結束線)で締め付けるときに使用するそうです。
川口常務に実践してもらいました!
針金を鉄筋ハッカーで締め付ける時に、クルクル回る動きの感じがたしかに”テレンクレン”という風にとれなくもないですね。
ということで最後に解説付でどうぞ(笑)
鉄筋ハッカーのことを”テレンクレン“と教える職人さん、とてもユーモアありますよね。
テレンクレンという言葉の響きも良くて、私だったら“くるくる”とかくらいしか思い浮かばないです。
また常務にいろんな話を聞きたいと思います!