\大同工業の「今」を支える力/小川電気商会が語る技術と信頼のパートナーシップ
大同工業が誇る高品質な建築物を共に創り上げてきた協力会社の中から、
今回は株式会社小川電気商会をご紹介します。
堀口会長との出会いから始まった40年にも及ぶ深い信頼関係、
そして「電気の赤ひげ」をモットーに、
迅速なアフター対応で大同工業の現場を支えるその「強み」に迫ります。
株式会社小川電気商会
小川 久(おがわ ひさし)さん
事業内容・強み
当社は今年で創業102年を迎えます。
私の祖父が日露戦争で電信技術を習得し、それを基に起業したと聞いています。
電気のドクターたるべく「電気の赤ひげ」をモットーに、
故障が起きたときには、すぐに駆けつけられるよう心がけています。
これまでの関係性
かれこれ40年のお付き合いになります。
私たちはそれまで施工実績がありませんでしたが、どうしても受注したい物件があり、
大同工業さんの事務所へ8時前に「朝駆け」し、お願いに行きました。
その結果、無事に仕事を受注でき、そこからの長いお付き合いです。
大同工業の強み
何といっても、難しいデザイナーズ物件を形にしてしまう技術力。
普通なら「これは無理だろう」と思うような設計でも、
現場の皆さんと知恵を出し合い、どうにかして実現しようとする。
その粘り強さと経験値は、他のどこにも真似できない強みだと思います。
大同工業と取り組み、一番印象に残っている仕事
2年前に完成した「大同工業本社ビル新築工事」です。
計画の段階から、堀口会長がパース(完成予想図)を基に熱い想いを語ってくれて、
それが現実になっていく過程を一緒に経験できたのは、本当に貴重でした。
堀口社長について
堀口社長は、日々変化していく建設業界の荒波に立ち向かい、
新しいことへ挑戦されています。
先代から事業を引き継ぐにあたり試行錯誤されている姿を見て、
大変なことも多いだろうなとも感じています。
その苦労も、持ち前の若さで乗り越えていかれると信じているので
私たちも全力で応援しています!
大同工業の社員へのメッセージ
3Kと言われる建設業で、皆さん本当に頑張っているなと思います。
特に、難易度が高くこだわりのある設計物件に
体当たりでぶつかっていく姿には、いつも感心させられます。
どうか無理だけはせず、自分の体を大切にしてください。
学び続ける姿勢で拓く現場監督の未来
目標の一つであった木造建築の現場管理を経て、日々進化を続ける土屋さん。
その先に見据える自身の成長と未来とは。
仕事を通して「やってみたいこと」「なってみたい姿」に迫ります。
湘南支店
土屋(つちや)さん
今後挑戦してみたいこと
木造からRCへ。現場監督としての、次なる一歩
RC構造の現場を1人で担当できる現場監督を目指しています。
最近、木造建築の現場管理を任せてもらえるようになりましたが、
RC構造の施工は、先々の工程を理解し
事前に色々なことを決定していかなければならないため
工事の難易度や求められる技術も木造とは異なります。
図面の時点で全体を把握する能力が必要になるため、さらなる努力が必要です。
技術だけでなく、理想の監督像に近づく
また、理想とする先輩の姿に近づきたいという思いもあります。
業者の方々を力強く引っ張っていく、その姿に憧れています。
その先輩は、優れたコミュニケーション能力で業務全体を俯瞰し、
誰とでも柔軟に関わることができる方です。
作業中の不明点は協力会社へも素直に確認し、理解を深める努力を惜しみません。
目的達成のために、フラットな視点で行動できる先輩を尊敬しています。
将来的に実現したいこと
仕事のためだけでなく、人生を豊かにするために学び続ける
常に学ぶ姿勢を持ち続け、年齢を重ねていくことが理想です。
何事も、成長には「学び」が不可欠だと考えます。
この学びの姿勢は、仕事だけでなく日常生活のあらゆる場面に通じると思っています。
例えば仕事では、新材料や新手法の知識習得、
効率化のための新たな挑戦が、良い結果につながる大切な過程だと考えています。
また、建築業界の「ブラック」なイメージを払拭したいという思いもあります。
2024年4月から建築業界でも時間外労働の上限規制が始まり、
その実現のためには他社から学び、新たな方法を考える努力が必要です。
より多くの若い人がこの業界に入って、
ともに働ける環境を目指したいと考えています。
大切にしていきたい価値観
人と人の間に生まれる対話の力
仕事でもプライベートでも、コミュニケーションが大切だと思います。
テキストでのやり取りも重要ですが、
顔を合わせることで伝わる温度感や熱意も大切にしています。
業務上、さまざまな立場の人と協働する中で、
私は「あえて堅い敬語を使わない」ことを心がけています。
相手が身構えず、本音で話せるような雰囲気をつくることで、
「現場のここが少し不便で」といった
些細なことでも気軽に相談してもらえるようになります。
円滑に業務ができるように、風通しの良い現場をつくっていきたいと思っています。
\他社を知っているからこそ実感!/大同工業の魅力
家族との理想の暮らしを求め、大阪から湘南へ。
今回は経験者採用で入社された松村さんに、
大同工業だからこそできた経験をお聞きしました。
元々設計志望だった松村さんが語る、その魅力とは……
湘南支店建築部
統括所長
松村 充浩(まつむら みつひろ)さん
入社を決めた理由
前職の経験を活かせる環境だった
前職は大阪の工務店に勤務し、現場監督をしていました。
子どもの住環境を整えたいという思いがあり、
家族が海を好むことや、義姉が小田原在住であることから、
近隣または湘南に移住を決意しました。
就職活動をする中で、様々な企業を探していたところ、
私が昔勤めていた建築事務所での仕事の縁もあって
社長に面接していただくことになったのです。
その際、単に建物を建てるだけでなく、
建築家の作品を手掛けるというニッチな仕事であることを知りました。
私が大阪時代に携わっていた仕事内容と非常に似ていたため、
大変共感し入社を決意しました。
今の仕事の好きなところ
著名な建築家の仕事に関わることができる喜び
私は元々建築家になりたかったこともあり、昔から建築を見ることが好きでした。
そのためこの仕事の最大の魅力は、
有名な建築家の方々の建物が完成するまでの工程を、
最初の何もない状態から見届けられる点です。
それは、施工という観点から作品づくりに参加できるということでもあります。
時には建築家や、職人とぶつかることもありますが、
いいものを作るというベクトルは同じなので、完成したときは本当に達成感があります。
また、お施主様の喜ぶ笑顔は、次も頑張ろうという活力になります。
そうして完成した建物を肌で感じられる瞬間に、最もやりがいを感じます。
大同工業だからこそできた経験
関西では滅多に経験しない崖地の施工現場を見学
これまでさまざまな物件を見る中で、
特異なロケーションに建っている別荘には驚愕しました。
関西では一生に一度の経験ともいえるレベルの建物の依頼が、
大同工業には当然のように存在します。
崖地や海沿いなど、災害が発生しやすい危険な立地で、
作業者の技術と能力が問われる大変困難な条件下での仕事です。
私はまだ担当したことがありませんが、施工を見学させていただき、
監督の皆さんの大変さや、職人さんの高い技術力を目の当たりにし、
そのレベルの高さを実感しました。
キャリアに悩む方や入社を検討している方へ
私は中途入社で、海の近くに住みたいという思いから、大阪を飛び出して湘南に移住しました。
悩んで動けないこともありますが、悩んでいるだけでは何も変わりません。
まずは行動してみてはいかがでしょうか。
「パイオニアスピリット」で思い切って行動すれば、新しい道が開けると思います。