夏をこうやって乗り切る!暑さ・熱中症対策
もうすぐやってくる夏、うだるような暑さ……。
仕事を効率的に進めつつ、暑さ・熱中症への対策を怠らないために、
どのような工夫やノウハウが必要でしょうか。
現場のサポートをしつつ、
実際に現場作業も行う梅原さんに伺った内容をご紹介します!
伊東本社 営繕部
主任
梅原 道(うめばら とおる)さん
暑さ対策の工夫やノウハウ
日々の睡眠と食事管理を重視
1日中屋外で働く職人さんにとって、空調服は必須アイテムです。
私もほぼ屋外で作業するため、着用するとずいぶん暑さが和らぎます。
また日々の体調管理もポイントです。
睡眠時間の目安は1日8時間、しっかり眠ると疲労回復を実感します。
食事は家庭的な料理を食べること。
インスタント食品やコンビニエンスストアの弁当を避け、
栄養バランスの良いものをとるように心がけています。
睡眠も食事も特別なことではありませんが、
日常的な体調管理が暑さ対策につながると考えます。
職場での暑さ対策のルール
こまめな休憩と塩分タブレットの支給
職場では「無理をしないように」とよく言われています。
私はこまめに休憩をとり、自分の体調に合わせて作業するのが良いと考えています。
作業を進めたいという責任感は大切ですが、無理をして熱中症になっては本末転倒です。
会社が「無理をしなくても良い」と考えるのは働く私たちへの配慮であり、
その意図を理解して仕事に取り組みたいと思います。
熱中症対策の一環として、塩分タブレットも現場に支給されています。
水分補給と同時に活用して、熱中症のリスクの軽減に努めます。
今年の夏に向けて注力したいポイント
生活習慣を守り、メリハリをつけて仕事をする
普段と変わらない生活習慣を維持すること、そして仕事にメリハリをつけることです。
不規則な生活をせず、健康で夏を迎えたいと考えています。
仕事中は、こまめな水分補給を行い、適切な休憩と作業のメリハリをつけて
頑張りたいと思います。
川口常務の美楽道~山陽の旅、第2弾~
厳島神社へ散策
山陽の旅、第2弾。厳島神社⛩️の散策をして来ました。
宮島全体が神の島と言われ、昔から聖域として敬われています。
海に浮かぶ朱色の様が独創的な雰囲気を醸し出しています。
●厳島神社 〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1-1 HP:https://www.itsukushimajinja.jp/
岡山県の後楽園へ
岡山の後楽園にも行って来ました。日本3大庭園のひとつです。 手入れが行き届いており、とても綺麗な庭園です。
何と運良く、新人のボランティアさんに園内を案内して貰う事が出来ました。まだ見習いという事で、我ら夫婦だけに無料案内をしてくれたのです。
●岡山後楽園
〒703-8257 岡山市北区後楽園1-5 HP:https://okayama-korakuen.jp/index.html
岡山県の美観地区にて、珍しい時計が!
美観地区では人力車に乗り重要文化財の大橋家に入って世にも珍しい時計を見せて貰いました。
さてクイズです。
この時計は我々に何を知らせてくれるのでしょうか?
ヒント!文字盤をよ~く見て下さい。
正解発表の前に、大橋家の話。
ここは、大橋家の書斎です。
大金持ちの当主が貸し付けをした人たちの名前をしっかりと記載していました。
土農工商の時代、商人は一番低い身分とされていました。
しかし、お金は腐るほど持っていたようです。
この家の造りも商人は2階建てが許されない為、見た目は平屋になっていた。
ところが中に入ると、隠し部屋として2階が造られていた(笑)
まるで忍者屋敷。
●国指定重要文化財 大橋家住宅
〒710-0055 岡山県倉敷市阿知3-21-31 HP:http://www.ohashi-ke.com/
正解は・・
分かりましたか?
正解は・・日付と時間を知らせてくれている時計でした。 外の数字が日付を示し、内の数字が時間を示しています。
●倉敷美観地区
〒710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-8 HP:https://www.kurashiki-tabi.jp/standard/kurashiki-bikan-historical-quarter/
若手の育成に積極的な社員インタビュー(後編)
(前編の続き)
「つらいことがあっても、我慢して努力を積み重ね、
10年経った頃ようやく仕事が楽しくなってきました」と語る原慎一郎。
建築の面白さを、どのように若手に伝え会社を盛り上げていきたいのか。
未来へのビジョンを聞いた。
伊東本社 建築部 所長
原 慎一郎(はら しんいちろう)
日々の積み重ねが喜びに
「設計者や施工業者などの意見をまとめ上げて、
実際の作業へ落とし込んでいくのが私たちの仕事です。
お客様の望む住宅を皆で協力して完成させた喜びは、何物にも代えられません」。
建築の楽しさを、若手メンバーに伝えていくことが自分の役割だと原は言う。
建売住宅とは異なり、設計事務所の建物はデザインやディテールへのこだわりが強く、
工事の途中であってもしばしば仕様が変更される。
そこに対応していく難しさはあるものの、
オンリーワンの建物が完成したときに味わえる達成感は大きい。
「こういう建物を手がけているよ」と家族や友人たちに誇りを持って語れるのは、
この仕事ならではの醍醐味だ。
仕事の厳しさや難しさを乗り越えて、建築の面白さを実感できるようになるまでには
長い月を要した。
そこまでの我慢を今の若い人たちには求めないが、
楽をして得られるものには、やはりそれなりの価値しかない。
だからこそ、じっくりと腰を据えて取り組む大切さを理解してほしいと願う。
根気良くスキルを磨いていけば、
やがて自分の作成した施工図や工程通りに現場を進められる瞬間が訪れる。
その楽しさを、一人でも多くのメンバーと共有していきたいと考えている。
より良い職場環境の実現を
最近、日々の仕事で疲弊している社員が多いような気がしている原。
より働きやすい職場に改善していくためにも、
さまざまな取り組みを通して建築部を変革していかなければならない。
その一つとして、
DX化や業務の見える化を含めた、あらゆる方向からの改革を会社全体で推進し、
管理者の行う「安全・工程・コスト・品質」の4大管理の効率化を目指していくつもりだ。
皆で現場を進めていくためには「真面目に、楽しく」取り組むのが一番大事だと語る原。自身の成長と後進の育成、そして大同工業のさらなる発展に向けた挑戦は続いていく。