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新建築 住宅特集12月号に『砂丘残景』が掲載
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斜面を活かした床構成と多様な居場所
実現しなければいけないことはふたつあった。ひとつは建主の要望であった敷地の斜面を活かすことと、もうひとつは変化していく風景の中に変化しない風景を掴み取り、開口部を設置することであった。前者は、傾斜を利用してつくられた床下空間へのアプローチする大階段とその脇の書棚が、この住居の中でもっとも高い空間をつくり出し、立体構成の軸となっている。後者については、前提として中庭や囲いを用いて生活と周辺環境を切断しないことを重要と考えた。
<新建築 住宅特集 12月号より>
設計:acaa
http://www.ac-aa.com/